地域の皆様に身近に感じていただける接骨院を目指し、日々勉強しながら、患者様と向き合わせていただいております。まだまだ足りないところばかりですが、沢山の患者様に頼っていただける施術家を目指し邁進していきます。よろしくお願いいたします。

学生時代は野球ばかりしていました。来る日もくる日もバットを振りボールを投げ続け、特段強いチームではありませんでしたが、野球というスポーツの素晴らしさを学びました。今でも野球観戦が趣味で、私にとってはすごく身近なものです。
勉学面では「体育コース」に所属していました。そのクラスではスポーツ活動のみならず、身体のケアや食事方法に至るまで細かなところまで学べたため、スポーツ全体への関心がより高まりました。
その中でもとりわけ興味を惹かれたのが、外部から柔道整復師の先生に来ていただいた授業です。野球への取り組み方の話は特に面白く、スポーツ活動に必要な知識、ウォーミングアップやトレーニング方法、ケガを保護するテーピング技術など、ためになることばかりで目から鱗が落ちました。ちょうどそのころ肩の痛みで実際接骨院に通っていて、「この仕事を私もしてみたい」と思い至るまでになりました。
接骨院は日頃の悩みを解決する場所です。患者様の力になれることに誇りを持ちながら働いています。

専門学生時代は静岡の接骨院でアルバイトをしました。まだ資格を持っていなかったので、もちろん患者様への施術はできません。先生の補助的な仕事をしながら、接骨院とはどういうところかを学びました。
その後資格を取得し、就職先に選んだのは埼玉を中心に展開するグループ院です。実家を離れ1人暮らしも始まり、これまでと同じようには行かないことばかり。それまで社会人経験がないので職場でも積極的に動けるわけもなく、毎日たくさん叱られました。初めて会う患者様には異常に緊張して話すことができず、いろいろ悩んでしまって、体重も半年で20キロ近く落ちました。
そんな私を支えてくれたのは、実は患者様でした。会話もままならない私に優しく話しかけてくれたり、施術技術についてもこっそりアドバイスしてくれたのです。期待に応えたくて毎日指圧の練習をし、親指が痛くてお風呂に入る時も指を上げたまま入りました。
あのころの経験がなければ、今の自分はなかったと思っています。患者様との関わり方を学べたのは非常に大きかったですし、沢山の先輩達から教えてもらった施術技術、一生付き合って行くであろう同期との出会い。私の誇れる財産です。
その後埼玉での接骨院を退職し、現在の会社に入社。地元の静岡で働けることに喜びを感じています。たくさんの患者様との出会いを経て、もっともっと私自身も成長していきます。