腱鞘炎｜新静岡駅前接骨院

上の様な状態は『腱鞘炎』の特徴です。
腱鞘炎とは腱と腱を包んでいる腱鞘が擦れ合う事で炎症が起きてしまう症状のことです。
人間の手は日常生活でとてもよく使われます。使われるからこそ炎症が起こりやすく、特に今は小学生でも持っているスマホの操作や、デスクワークのパソコン操作によって指や手首に負担がかかり腱鞘炎が発生することが多いです。
あと手をよく使う仕事の方にも多いです。美容師や調理師、趣味で楽器をやっている人にもおおいです。
しかし使いすぎによる物だけではなく、ホルモンバランスの乱れなどからも起こり得ますし、全体的な姿勢不良からも起こる可能性があるため、原因によっても治療を変えていく必要性があります。

腱鞘炎は原因として先程も述べた通り、指の使いすぎで起こる事が多いです。
その症状が進行してしまうと、痛みはより強く、指や手首に腫れが出てきます。　
そうなると例えばコップを持つ時やドアノブを捻るとき、何か荷物を持ち上げるとき、物を握るとき、パソコン操作やスマホ操作をする時などその都度痛みが出てしまう為、日常生活に支障が出てしまいます。
また、よく手を使う仕事の方は症状が悪化しやすいですから、仕事にも影響が出てしまう場合が考えられます。
腱鞘炎が更に酷くなると、指を曲げた時なかなか戻らなくなってしまったり、指に力が入らない状態になってしまいます。
手を使わないというという日はどの様な方でも無いでしょうから、早め早めの改善が必要になってくるわけです。

腱鞘炎の治療は症状の進行度によって違いますが、基本的には出手を使わない事が1番です。しかし、現実的に考えてそれは中々難しいです。
ですので、腱鞘炎が早期であれば患部を冷却する事で炎症を抑え、慢性化してしまった症状に対しては患部を温める事で血流を良くし、痛みを抑えてあげる事が効果的です。
また、ストレッチや湿布なども場合によっては効果がでますが、腱鞘炎部分にかかる負担を軽減するためのテーピングなども有効です。
全体的なお体のバランスの不良から腱鞘炎になっている場合も考えられます。姿勢不良により腕の筋肉に余計な負担や捻れがあり、そこから手首や指の腱に負担が波及してしまっているならば、姿勢を改善する事で腱鞘炎が良くなる場合もあります。

当院には腱鞘炎に有効な治療が三つあります。
一つ目は鍼治療です。鍼治療には痛みを緩和するだけではなく、炎症を抑える効果もあるため、炎症が起きている部分を狙って治療が行えます。初期の症状や慢性化した症状どちらにも効果的です。
二つ目が電気治療です。筋肉の硬さや捻れから腱に負担がかかり腱鞘炎になっている場合、筋肉を正常な状態に戻せる電気治療をお勧めします。腱鞘炎だけではなく、筋肉の疲労にも効果があります。
最後に矯正治療になります。姿勢の歪みから筋肉に負荷がかかり、結果として手首や指への腱鞘炎へと繋がっている場合、姿勢を整える事でその負担を軽減する事ができるため有効です。
原因は症状の進行具合によって行う治療は違いますが、どの治療にも言える事は早め早めの治療がとても大切です。

症状にもよりますが、基本的には治療にかかる期間は早ければ早いほど短くなります。　
しかし、腱鞘炎は日常の生活動作の影響が強いため、症状が悪化しやすいです。
なるべく来れる頻度を高くして、短期的に治療を行なって行きましょう。